看護師＝気が強い？

どうして看護師って検索すると気が強いの？とか出てくるんですかね？🧐
勝手な想像なのですが、看護師って割と世の中の男性ウケがいいイメージです。なぜかは不明。
でも中々看護師と出会う機会はないように思います。白衣の天使的なイメージから看護師との出会いがないか等調べる中で、看護師の性格などに行き着き、気が強いにヒットするのではないでしょうか。

ということで世の中の看護師に興味がある男性の皆様方（興味のない方はごめんなさい）へ看護師のタイプを一通り解説していきたいと思います。また、看護師を目指さそうと考えている未来ある学生の皆様、看護学生さんたち、新人さんたちなどなど、皆が皆そうではありませんが是非参考までに・・・。

看護師タイプについて

私が今まで出会ってきた看護師は大きく分類して6つあります。

1. ハキハキ型
2. 冷酷型
3. お局型
4. おっとり型
5. 激高型
6. 新世代型

おおまかにこの6つかと思います。

プライベートとは異なることも多いですので、あくまでも仕事でのタイプとして、一つ一つ説明していきます✋

1.ハキハキ型

題名通りですが、ハキハキと明るいタイプです。コミュニケーション能力も抜群です。割と一番多いタイプのように感じます。職場ではリーダーシップを取ることが多いです。周りにも気を使えるので率先して働いたり、後輩への指導もしてくれます。
物事をはっきりと言う方もいます。ある意味裏でぐちぐち言ったりすることは少ないかと思います。
患者様からの信頼も厚く、頼られることが多いように思います。私自身も入院したとしたらこのタイプの看護師さんに担当してもらいたいですね。
もちろん指導においては厳しい部分もあるかとは思いますが感情で動くタイプでは無いので、看護学生さんや新人さんは怒られることがあったとしてもアドバイスとしてしっかりと受け入れ学びにできるようにしていくと良いと思います。

2.冷酷型

このタイプは初対面だと非常に冷たく怖く感じると思います。しかしながら仕事はテキパキとこなしますし、残業もしないタイプです。効率よく動きますし、切り捨てるところはキッパリと切り捨てるタイプです。仲良くなると意外と面白い部分があったり、個性的だと思います。
あまり恋愛をしているようには見えませんが、知らぬ間に急に結婚したりします。
なのでやっぱりプライベートと仕事ではかなり性格が違うのかもしれませんね。
このタイプも裏で悪口を言うことは少ないかと思います。後輩指導はあまりするタイプではないと思いますが、教育係など役割が決められた場合はしっかりと指導されているように思います。
このタイプも感情で怒ることはないと思いますので的確なアドバイスがもらえると思います。
しかしながらまれに後輩や学生さんが嫌いで無視をするといった恐ろしいタイプもいますのでご注意を・・・。

3.お局型

お局型と自分で命名しておきながら中々面白い名前ですね笑
はい、まさにその名の通りです。
仕事はしない、ナースコール取らない、入院取らない、めんどくさいことやらない、椅子に接着剤ついてるんか？ってくらい椅子とお友達。
しかしながら長い経験年数があるため知識は豊富であり、認定やエキスパートなどを所有している方も多いです。そう言ったところで相談できるという部分ではとても頼りになりますが、その分野で失敗やミスをおかした時の怒りようは嗚咽するレベルです。
私自身も苦い思い出があります。それも今ではひとつの人生経験としてあってよかったと思うようにしています。
ここを克服するのはとても難しいですが、気に入られると非常に働きやすくなります。こことうまく付き合っていくのもまた勉強です。あまりゴマを擦りすぎると周りから引かれますのでほどほどに。

4.おっとり型

おっとりしていて優しいです。しかしながら仕事はマイペースなので早く終わらせたい時や効率よく動きたい時、忙しい時に一緒に働くのは中々地獄ですね。私はあまり好きではありません笑
あと、どこにいるかどこへ行ったのかいつもわからなくなりますので、このタイプの人はいつもみんなから大きな声で探されているイメージです。
患者様には非常に優しいです。話し方もほんわかとしていて癒されます。天然キャラでもあると思います。協調性には乏しいです。意外とメンタル強いです。怒る事はほぼないと言っていいでしょう。しかしながら時に冷たくなる時もあるので油断は禁物です。

5.激高型

これは若い人には少ないですが、３０代以降の方にちょくちょくいるように思います。
感情の起伏が激しく、いきなり激高します。さっきまで楽しそうにしてたのに急に声を荒げるなど、周りを巻き込んで空気を乱すことが多々あります。スタッフだけでなく患者様にも態度を出される方もいるので見ていてヒヤヒヤしますね💦
こういう方には是非前回のブログでも紹介したアンガーマネジメントを活用していただきたいです。
こういう方にどう対応すべきかというところもどこかで紹介していけたらいいなと思っています。

6.新世代型

このタイプは私が今一番悩んでいるタイプです。ゆとり世代とか、色々言われてきた歴史もあるので、世代で一括りにしてしまうのは良くないかもしれませんが、あくまでも今の世代に多いタイプと考えています。
今の新人さんから3年目くらいまでの方に多いような気がします。
まずは言葉遣いや接遇といったところが少し足りていない気がします。ある意味フレンドリーで話しやすさはありますが、働く場所によっては周りからよく思われないことが多いかもしれませんね。
注意をしたりすると逆ギレしたり無視をしたりする子もいるような気がします。
今の時代パワハラにかなり敏感なので昔に比べると後輩指導にはかなり気を遣っていると思います。
7年目になる私は後輩指導も多くなってきたので一番悩ましい部分です。もしいいアドバイスがあれば教えていただけるとありがたいです。私なりに模索しながら良い関わり方を見つけていこうと思います。
新世代型は悪い部分だけではないと思います。言いたいこと、思っていることをはっきりと言うというところにおいては、場面もありますが、言いやすい職場環境を作っていくためには必要だと思うので悪いことではないと思います。

以上６つの分類について説明しました。

気が強いと言われる理由

看護師のタイプは説明しましたが、タイプの中でもおっとり型なんかは気が強くないように感じますよね。
でも実はどのタイプも関係なく気が強いというのは当てはまると思います。
私自身元々気は強くないタイプだと思っていました。でも3年目くらいの時に私って気が強い？と友達や先輩に聞くと即答で「気強いでしょ！」と言われました。驚きましたね😂
っていうかそもそも気が強いって何？どういうこと？ってことで気が強いの定義を調べてみました。
気が強いとは・・・

これを見たときに、そりゃ看護師は気が強いわと思いました。
なぜかって、人の死と向き合う仕事だからです。看護師になりたいと思った時点で、看護師になるには相当強い信念がないと難しいと私は思います。
もちろん勉強すれば誰でも国家資格には受かるかもしれません。しかし、国家資格を受けるまでにたくさんの実習を重ね現場を体験します。そこまでの過程で挫折する人も多いのが現状です。
学生時代は本当に心が折れる体験を何度もしました。勉強ではなく実習で。挨拶の無視は当たり前。立っているだけで「邪魔邪魔」と言われることもしばしば。
時代と共に少しずつ変わってきてはいますが、その度に家へ帰って泣いて、だけど泣いててもどうにもならないから勉強して、実習課題やって、また実習に行くのです。
そこには何がなんでも看護師になりたいという強い信念があるからだと思います。
もちろん働いてからはもっと辛いです。理想と現実のギャップ。自分がなりたかった看護師とはかけ離れていたり・・・。
患者様から怒鳴られること、暴力を振るわれることもあります。
しかしながら病気によって怒りやすくなっていることや暴力を振るってしまうこともあります。私たちはプロとして対応しなければいけません。暴力を振るわれないために自己防衛することの大切さを学ぶことも必要です。
でも家に帰ったら辛くなりますよね。だって人間だから。心がありますから傷つきます。
大切な患者様、仲良くなった患者様が亡くなられることも多くあります。医療従事者でなければ人の死に触れることは少ないと思います。
看護師は本当に多くの死と向き合わなければいけません。
はっきりいって気が弱いとやってられないんです。
傷つくこともあるけど、立ち上がらなければ明日仕事いけないんで。もちろん、看護師の中でも死と向き合うことのない職場はたくさんあります。本当に心が辛くなったらそういった場所に転職するのも一つですね。
私個人としては人の死ほど尊いものはないと思っていますし、今でもずっと忘れられない患者様もおられます。感謝の気持ちでいっぱいです。こういった貴重な体験もできるので看護師って本当に素晴らしい仕事だなと感じます。

看護師と合うタイプ

あくまでも私は女なので、女性の看護師と合うタイプの男性はどんな人なのか勝手に分析してみます😃
仕事とプライベートは違うとはいえど根本は気が強いと思われます。
リードしてくれる女性は多いように思います。しかし仕事で気が強い分、プライベートでは繊細だったり、臆病だったり、守ってほしいと思っている人も多いように感じますので、包み込むような優しさを持った人や、器の広い人はとても合うと思います。
ちなみに言うと、看護師が彼女だった場合、風邪を引いたくらいでは心配してくれません😃
咳してたら早く病院行ってこいと言われます。おそらく病院で重症な患者をたくさんみているため、風邪くらいではなんとも思わないからだと思いますね。
しかし病気のことで気になることや知りたいことがあれば的確なアドバイスはもらえると思うのでそこら辺は心強いですね！

まとめ

• 看護師は大きく分けてハキハキ型、冷酷型、お局型、おっとり型、激高型、新世代型の６つに分類されます。どのタイプも気は強そうでしたが仕事とプライベートでは違うと思われます。
• 看護師は自己に対する強い信念と自信を持っている方が多いです。仕事では死と直面する場面も多く毎日落ち込んでいては仕事になりません。気が強くないとやっていけない仕事が看護師ということですね。
• 看護師と合うタイプの男性は包み込むような優しさを持った人、器の広い人ですね。仕事で強いストレスを抱えていることが多いので子犬のような癒しキャラだと尚いいかもしれませんね。

今回は看護師のタイプについて私なりに自己分析したものを書いてみました。
看護学生さんや看護師を目指す人にとってはちょっと恐ろしいところもあったかもしれませんが全部が全部そうではありませんのであまり怖がらないでください。
神様仏様のような看護師さんもいっぱいいらっしゃいます。今後そういったスーパーナースの紹介もしていけたらと思います！

この記事を見てくださってありがとうございました🫘